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塗装について
少しのヒビやカビなどそのまま放置しておくと大規模な修理が必要になってしまうこともあります。そうなると、建物にも家計にも良くないですよね?建物もしっかりとしたケアが必要なのです。外観はお家の顔ですから、いつまでも美しいわが家を維持するためにも外壁の塗り替えををお勧めします。塗装の塗り替えをして、住まいも家族もいつまでも健康で過ごしたいものですよね。
塗装の基礎知識
塗装の工程はほとんどが3回塗りです。まず、下塗り(プライマー・微弾性フィーラー・錆止め)をし、次に中塗り・上塗り(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)をします。 これが塗装の基本です。
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仕上げを頑丈に、美しくするためにとても重要な工程です。まずは下地調整という水洗いなどで壁面の掃除、ひび割れ・欠損の修正を行います。外壁塗装において非常に重要な工程となります。状況によって時間はかかりますが、下地の適切な処置が塗装を長持ちさせるポイントにもなります。その後、壁面の状態を見て、下塗りの塗料を選びます。
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下塗りと上塗りの中間に塗りつける層のことで平滑な下地を作ることや上塗り材の補強が目的です。一般的には、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用しますが、より丁寧な作業をするためにも色を少し変えたりします。
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中塗りと同じものを塗り、仕上げとして塗りムラや厚みをつけ、より性能を高めていきます。下処理を十分に行ったうえで、上塗りを規定内の希釈率で2度塗りすることで、はじめてその塗料の持つ耐久性が確保できます。
塗料の種類
塗料には大きく分けて溶剤型塗料(油性)と水性塗料があります。
溶剤型塗料(油性)は薄め液(シンナー)で希釈して使う塗料で、水性のものに比べれば臭いはありますが樋などのプラスチック製品にも良く密着します。
また、水性塗料は、以前は油性に比べ耐久性が劣っておりましたが、開発が進み、 油性に劣らない耐久性があるものもあります。しかし、やはりプラスチックには密着しにくいデメリットがあります。
安全、臭いが無いという理由だけで、すべてが水性という仕様が当てはまらない場合もありますので、特徴を熟知した塗装のプロに依頼をされることをお薦めしますので、お気軽にご相談ください。
主な塗料の特徴一覧
種類 | メリット | デメリット | 耐久性 | 価格帯 |
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アクリル樹脂 | 最も一般的な塗料です。ほとんどの一般住宅で使用しています。 | ある程度の耐候性はあります。 | 5~7年 | |
ウレタン樹脂 | アクリルより耐久性な塗料です。最近はよく選ばれており、マンションなどにも使われています。 | 塗り替え後、他の樹脂(特にアクリル)との見分けが難しいです。 | 8~10年 | |
シリコン樹脂 | 内部結露などを防ぐ性質もあり高品質です。長期的な耐久性もあります。 | 他の樹脂との見分けが難しいと言えます。 | 10~14年 | |
フッ素樹脂 | 現在では、最も耐久性に優れている塗料です。 | ほかの塗料に比べ、値段が高額になります。 | 15~20年 | |
当社では、耐久年数や経済面も考えてウレタン樹脂をお薦めしておりますが、 この限りではありませんので、ご相談・お問い合わせ、打ち合わせの上、ご提案いたしております。 |
塗装のタイミング
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外壁に触れると白い粉がつきませんか? この粉は、外壁に塗った塗料の色成分の顔料が雨や紫外線により劣化して分離してしまい、触れると付くものなのです。この現象が起こると防水性がほとんどなくなります。
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鉄部にサビが発生していませんか? サビは放っておくと見映えが悪いだけでなく腐ってひどいものになると穴が開いて塗装できなくなり、取り替えるしかなくなってしまうこともあります。鉄部を施工するには、塗装が唯一のサビ止め方法となるのです。
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外壁モルタルのヒビ割れ(クラック)や
サイディングとサイディングの間に亀裂はありませんか? ヒビ割れは、放っておくと段々と大きくなり建物内部の深いところまで水が浸入してきます。通常、その原因は新築のときに塗ったモルタルが乾いて収縮したときに発生するものなのです。またサイディングのつなぎ目に詰めているコーキングが劣化していますとこのような状態になっています。放っておくと建物内部に湿気や雨水が浸入してきます。
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外壁や屋根など緑色になっている箇所は
ありませんか? 比較的に日が当たらず風通しの悪い壁面、砂やホコリなどが溜まり雨が流されにくくなっている屋根は、アオカビや藻が発生しやすくなります。 塗料膜はもちろんその下地まで劣化させる原因となります。